政治

米、司令部残留を提案 1300人、日本は難色

 【東京】在日米軍再編見直しの日米協議で、米側が打診していた在沖米海兵隊のうち第1海兵航空団(司令部・キャンプ瑞慶覧)の米軍岩国基地移転について、日本側は15日までに正式に拒否した。

これを受け米側は、第1海兵航空団司令部約1300人を引き続き県内に駐留させることを日本側に提案した。日本側は同司令部のグアムへの移転を主張、結論は持ち越した。しかし、協議は米側のペースで進められており、同司令部を含め在沖海兵隊は最終的に計1万数千人が引き続き駐留することになりそうだ。
 同司令部は2006年の在日米軍再編ロードマップで、グアムに移転するとされていた。だが再編見直し協議で米側は、グアムのインフラ整備の遅れなどから日本側に岩国基地や、ほかの国内の米軍基地への移転を打診。これに対し日本側は「国内で受け入れ先を探すのは困難」と主張、協議は平行線をたどっている。同司令部要員は1500人とされていたが、米側はこのほど1300人と日本側に説明した。
 第1海兵航空団司令部が沖縄に残留した場合、司令部があるキャンプ瑞慶覧の施設返還の交渉に影響する可能性もある。



琉球新報