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伊江民泊を全国表彰 観光協推進、島に活気

 【伊江】都市と農山漁村の交流を盛んにする活動に取り組む日本各地の団体や個人を表彰する「第9回オーライ!ニッポン大賞」(オーライ!ニッポン会議、農林水産省主催)の表彰式が8日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開かれ、伊江島観光協会(山城克己会長)が大賞を受賞した。

 同協会は「ヒューマンツーリズム」をキャッチフレーズに「体験滞在型」の修学旅行を受け入れる民泊事業を展開。受け入れ民家は129軒で農業、漁業、商業など家業体験を中心としたプログラムを推進し、2011年は170校から約2万3千人を受け入れた。
 同事業は、第二の古里づくりをはじめ、高齢者の生きがいづくり、孤独解消など地元が抱える課題の解消につなげながら、地元産物の消費など島の経済にも大きく貢献している。全体で2億円産業を生み出すなど、離島に活気をつくり出したことが評価された。
 同協会は過去にも「グリーンツーリズム大賞2008」で奨励賞を受賞している。
 表彰式に出席した同協会民泊アドバイザーの小濱豊光さんは「行政をはじめ、受け入れ民家の協力があってできた事業であり、大賞の受賞は大きな励みになる。今後もさらなる受け入れ体制や組織づくりを整え、継続した事業を展開したい」と喜びを語った。
(金城幸人通信員)