社会

騒音で入学式中断 FA18、普天間に12機飛来

次々と飛来した米バージニア州の墜落事故機と同型を含むFA18戦闘攻撃機=10日午前10時半すぎ、宜野湾市の普天間飛行場(諸見里真利撮影)

 【宜野湾】米バージニア州で6日(日本時間7日未明)墜落したFA18戦闘攻撃機(ホーネット)の同型機が10日午前、宜野湾市の米軍普天間飛行場に飛来した。

飛来したのは岩国基地(山口県)所属の4機と米カリフォルニア州ミラマー基地所属の8機の計12機。12機のうち8機は墜落したものと同じ2人乗りのD型だった。
 FA18は午前10時34分までに12機が滑走路の南側から着陸し、午後1時ごろまで離着陸を繰り返した。米海兵隊は琉球新報の取材に「通常訓練の一環。安全性を最優先している」と回答した。
 同飛行場周辺では10日、小学校の入学式が開かれており、宜野湾市は同日、沖縄防衛局を通じ米軍に対し飛行の自粛を文書で要請した。普天間第二小学校や浦添市立沢岻小学校では騒音で入学式が一時中断した。
 FA18の同型機は米バージニア州で住宅地区にあるアパート街に離陸直後に墜落する事故を起こした矢先だった。海軍当局はこの事故機のエンジンに「致命的な故障」が発生したとしているが、明確な事故原因は判明していない。
 沖縄防衛局は3月30日に入学式への配慮を米側に要請していた。佐喜真淳宜野湾市長は「戦闘機が飛来すること自体が危険性を助長する。騒音問題がある中で入学式の日に飛来するのは遺憾だ。抗議したい」と話した。

英文へ→U.S. military aircraft noise halts enrollment ceremonies at elementary schools