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ヤンバルクイナ、高江で繁殖確認 親子の姿10年ぶり

東村高江で約10年ぶりに確認されたヤンバルクイナの親子。親がひなに餌を与えている=5月2日、東村高江(NPO法人どうぶつたちの病院沖縄提供)

 東村高江でヤンバルクイナの親子の姿が約10年ぶりに確認された。環境省やんばる自然保護官事務所によると、これまでクイナの繁殖域は東村北部が南限と考えられており、高江では03年以降ヤンバルクイナの親子は確認されていなかった。

今回の確認で、東村南方でも繁殖域が回復している可能性があるとみられる。関係者は「マングースの防除作業などが功を奏した結果だ」と喜んでいる。
 NPO法人どうぶつたちの病院沖縄が4月に親1羽とひな4羽を確認した。今回確認された親子は2010年に高江で発見されたつがいの一方と、そのひなとみられる。
 17日、県庁記者クラブで会見したNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の金城道男副理事長は「ひなが成長し、生息域が拡大することに期待したい」と語った。