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米政府が整備業者を公募 オスプレイ配備へ着々

 米政府は11日までに、米海兵隊が普天間飛行場に配備する予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイのエンジンの整備・維持業務を請け負う業者の公募を始めた。

米政府がインターネット上で政府調達情報を公開しているサイトで公募されている。県内では17日に配備計画撤回を求める宜野湾市民大会が予定されるなど、オスプレイ配備反対の声が強いが、米側が着々と配備の準備を進めていることが浮き彫りになった。
 掲載されたサイト名は「連邦政府ビジネス機会(情報)」。告知日は5月29日付で、発注者は海軍省の海軍航空システム司令部。発注の業務内容は普天間飛行場でオスプレイに採用されているロールスロイス社の「AE1107Cエンジン」の整備・維持としている。公募の締め切りを6月13日としているが、業務請負の開始日は示されていない。
 同社のホームページで、同エンジンに関し、「ベルボーイング社のオスプレイ・ティルトローター輸送機のために開発された、6千軸馬力クラスの新世代エンジン」と説明している。
 オスプレイは今年4月にもモロッコで4人が死傷する墜落事故が発生。米政府は今月2日までに日本政府に対し「機体に不具合はなかった」とする調査結果概要を伝えたが、データなどが盛り込まれた報告書は示さず、最終的な調査結果は今年末までかかるとした。
 詳細な事故原因の説明がないまま、沖縄配備に向け作業を着々と進めていることに県内で批判が高まりそうだ。(内間健友)