政治

オスプレイ 夜から朝 運用過半

 米軍普天間飛行場への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に向けた米海兵隊作成の環境審査(レビュー)書で、配備に伴い年間運用回数が大幅に増加する伊江島補助飛行場について、配備後の全運用回数1万84回のうち、夜間(午後7時~翌午前7時)の運用が5124回と過半を占め、日中(午前7時~午後7時)の運用よりも多いことが分かった。

 運用内容は激しく離着陸するタッチアンドゴー訓練の運用が約8800回と全運用の9割近くを占める。事故が相次ぎ安全面で懸念のある同機種が、より厳しい訓練条件下で運用されることが明確になった。
 環境審査書は、普天間飛行場所属ヘリコプターのCH46EとCH53E、AH1W、UH1N、外来機としてKC130J空中給油機、AV8Bハリアー攻撃機の現在の伊江島補助飛行場での年間運用回数と、CH46をオスプレイと取り換えた後の運用回数を明示。全運用回数はオスプレイ配備前の6204回から配備後は3880回増加するが、オスプレイ以外の機種の運用回数に変化はなく、同配備が直接、伊江島補助飛行場の運用回数を増加させることを示している。
 オスプレイ配備後の伊江島補助飛行場での全運用回数1万84回のうち、オスプレイの運用は6760回で67%を占める。運用の時間帯は日中が3380回、晩(午後7時~10時)が2937回、夜(午後10時~翌午前7時)が443回。運用の形態別は到着が422回、タッチアンドゴーが5916回、出発が422回。(内間健友)