教育

沖縄戦証言をネットで公開 県平和祈念資料館

沖縄平和学習アーカイブの画像

 県平和・男女共同参画課は20日、県平和祈念資料館が収集・公開してきた戦争体験証言映像や写真の一部を「沖縄平和学習アーカイブ」と題してまとめ、23日からインターネット上で公開することを発表した。

大手検索サイトグーグルが提供している衛星写真閲覧サービス「グーグルアース」上に戦時の写真や証言映像を重ね、現在の風景と比較したり、年代別に閲覧できる機能を整えた。
 アーカイブには同資料館が収集した600本の映像中72本と写真182点を掲載する。映像は先行して20本を公開し、年度内に順次追加する。グーグルアースの機能を活用することで写真や映像の年代、場所、人物とその体験が視覚的に分かるようになっている。
 パソコンだけでなくスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末からも閲覧できるほか、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語にも対応している。県はこれらの史料をネット上で公開することで、県内外に広く沖縄戦の実相を伝えたい考え。同課の原田直美課長は「沖縄戦の体験を次世代に継承できないかということが出発点。世界中で見てもらうために翻訳も付けた」と話し、広範な活用を呼び掛けた。
 アーカイブのアドレスはhttp://peacelearning.jp。トップページと紹介映像は20日から公開されている。