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空軍でも事故30件 CV22オスプレイ

 米空軍の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイのクラスA~Cの事故が、2005年10月から12年6月までの約7年間に、少なくとも30件発生していることが29日までに、米空軍安全センターのまとめで分かった。

CV22は普天間飛行場に配備予定のMV22とほぼ同型。MV22は06年以降、クラスA~Cの事故が少なくとも31件発生しており、オスプレイ事故が頻発していることがあらためて浮き彫りになった。
 CV22の事故数は米空軍安全センターが公開した資料や文書に記載されている。
 200万ドル以上の損害や死者発生などのクラスAは3件発生。今年6月に米フロリダ州で発生した墜落事故も含まれているとみられる。50万ドル以上、200万ドル未満の損害や一部永久的な障害が残るけが人発生のクラスBは7件発生。5万ドル以上、50万ドル未満の損害や致命的でないけが人発生のクラスCは20件に上った。
 主な事故原因は、機体の検査段階での部品落下など機体の維持や管理上の問題、操作ミスなどを挙げている。
 米側は事故率について、クラスAを対象に算出しており、CV22について「13・47」、MV22について「1・93」としている。事故率に差があることについては、CV22とMV22の任務の違いを強調し「独特の任務所要のため、より過酷な条件下で訓練活動を実施している」と説明している。
 一方、県と宜野湾市は、CV22を含めたオスプレイ全体の事故率を示すよう防衛省に求めたが、同省は昨年8月、「飛行時間も極めて少ないことから、事故率に関する有意なデータを入手し得る段階にない」と事実上、応じていない。

英文へ→Air Force CV-22 Osprey involved in 30 mishaps