社会

親子の情報求める 比残留日系人の支援団体

 【東京】フィリピン残留日系人の支援団体が昨年夏に来日した県系のアラカキヨネコ(フィリピン名イノセンシア)さん(67)の父ヒロシさんを知る可能性が高い、ウエチミノル(上地實)さん、ミツナリさん親子の情報を求めている。

 ミノルさんは1927(昭和2)年ごろ同国ダバオ・サンタクルスで父カマスケ(蒲助)さん、母サルバドーラさんの元に出生。カマスケさんは、ヨネコさんの父ヒロシさんといとことの情報がある。
 戦後、父の故郷沖縄に移ったミノルさんが、フィリピンの親戚に70年代ごろに手紙を送っており、ミノルさんの妻トミコさんや息子ミツナリさん(当時6歳)が写った写真も残っている。
 ミノルさんの住所は「読谷村字座喜味87」とあるが、現在は確認できない。ミノルさんは72、73年ごろダバオでヨネコさんとも会った。ミノルさんの父カマスケさんは戦後日本に送還されたが、戦前本籍を置いていた読谷では、戸籍をつくっていないという。
 現在ミノルさんは85歳前後、ミツナリさんは40代と推定される。ヨネコさんは日本の戸籍を新たにつくる「就籍」を申請中で、支援団体のフィリピン日系人リーガルサポートセンター(東京)は「ミノルさんは、ヨネコさんが日本人の子であることを証言できる立場にある」として、情報提供など協力を求めている。(電話)03(3355)8861。

英文へ→Okinawan Filipina seek information about Uechi family


ウエチミノル・トミコさん夫妻の写真

ウエチミノルさんの息子ミツナリさん。現在は40代とみられる