社会

F22飛来、最多22機 嘉手納基地

 【嘉手納】米軍嘉手納飛行場に12日午後、ステルス戦闘機F22Aラプター10機が新たに飛来した。周辺自治体への事前通知はなかった。

同飛行場には、既に12機が7月から暫定配備されており、22機のF22が嘉手納に集中しているとみられる。2007年2月にF22が同飛行場に初飛来して以来、最大数となっている。北谷町役場には同日、「騒音がうるさい」との苦情も寄せられた。
 F22は低酸素症に似た症状を訴える操縦士が相次いだため一時運用を停止。その後米軍は、改善策を施したとして制限付きで運用を再開。6カ月の予定で7月から嘉手納に12機が暫定配備されている。
 沖縄防衛局によると、10機は米アラスカ州エレメンドルフ基地所属。通常展開のためグアムに移動する途中に立ち寄ったもので、嘉手納での訓練はないという。13日にもグアムへ向け離陸するとしている。
 當山宏嘉手納町長は「今回の飛来が嘉手納駐留の布石になるのは許されない。これが恒常的に(嘉手納で)運用されるならとんでもない」と話し、配備強化につながる可能性を危惧した。
 野国昌春北谷町長は「負担軽減を求めているにもかかわらず、連絡もなしに予定していないものがどんどんやって来る」と述べ、不満を募らせた。