政治

【電子号外】オスプレイ 岩国で飛行強行

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 【岩国市で内間健友】米海兵隊は21日午前、岩国基地(山口県)に先行搬入している垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの試験飛行を始めた。県内で9日に県民大会が開催され、普天間飛行場への配備計画撤回を求めているが、同飛行場での10月本格運用に向け日程が着々と進められている状況に、沖縄側の反発がさらに高まるのは必至。

 米軍が国内でオスプレイを飛行させるのは初めて。海兵隊は試験飛行を2週間程度行った後、機体を普天間に移す見通しだ。
 午前8時45分ごろから、駐機していたオスプレイの回転翼が回された。同9時すぎに1機が滑走路へ移動。ホバリングをした後、同9時25分ごろ離陸し、海側へ飛び立った。同10時ごろまでに2機目も離陸した。基地周辺では配備に反対する市民らが集まり、抗議の声を上げた。
 政府は、今年4月と6月に起きたオスプレイの墜落事故の政府分析結果を県などに伝えた後、19日に日米合同委員会で日本国内運用に関し低空飛行訓練時の高度制限などを柱とする安全確保策を米側と合意。森本敏防衛相らが「安全宣言」を発表した。
 一方、仲井真弘多知事は「県民の不安が払拭されたとは考えられない」とし普天間への配備見直しを求めている。
【琉球新報電子版】