社会

市民団体がゲート前で座り込み オスプレイ配備撤回求め

オスプレイ配備撤回を求め、座り込みをしていた市民を強制排除する警察官ら=28日午前10時10分ごろ、宜野湾市の米軍普天間飛行場大山ゲート前

 【宜野湾】米海兵隊が垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に反対する沖縄平和運動センターなど市民団体や労組の構成員ら約100人が28日午前9時すぎから、宜野湾市の米軍普天間飛行場大山ゲートで抗議行動を展開した。参加者は一時、ゲート前に座り込んで通行を遮断。警察官と激しいもみ合いとなり、混乱の中で11時20分すぎ、60代の女性1人が救急搬送された。けがの有無は不明。

 正午現在、参加者はゲート前で座り込みを続けている。米側は10時半ごろ、大山ゲートを閉鎖した。27日午後に閉じられた野嵩ゲートを含め、抗議行動によって普天間飛行場のゲートが2カ所封鎖された。現在、佐真下のゲートで基地内との通行が行われている。
 大山ゲートでの集会に先立ち、県民大会実行委員会は午前7時から、同飛行場野嵩ゲート前で抗議集会を開いた。市民や県選出・出身国会議員、県議や市町村の首長、議員ら約300人が集まり、オスプレイ配備断念を日米両政府に迫った。
 参加した稲嶺進名護市長は「普天間飛行場へのオスプレイ配備は許されない。サンフランシスコ講和条約で沖縄が切り離されたように今回も本土の安全のため沖縄が切り離されようとしている。これで日本は民主・独立国家と言えるのか。沖縄から民主主義の闘いを示し、日本政府を目覚めさせよう」と訴えた。
【琉球新報電子版】

英文へ→Citizen group sit-in block gates to U.S. Futenma base