地域

自然体験もっと身近に 指導者養成講座

カヌーでマングローブツアーに出発する受講者ら=6日、名護市の大浦川河口

 【名護】学校や地域での自然体験活動を推進するための人材育成を目指す指導者養成講座(自然体験活動推進協議会主催)が6日、名護市のわんさか大浦パークで開かれた。名護市を中心に22人が参加し、指導者の役割や実際に活動する上の注意点などを学んだほか、カヌーによる大浦湾のマングローブツアーもあり、自然と触れ合う大切さや教える側の心構えを学んだ。

 講座はやんばるエコツーリズム研究所(国頭村)の中根忍さんが講師を務めた。中根さんは指導者の基本的な考えとして「パーフェクトはあり得ない。参加者からも学ぶ、子どもと共に学ぶという謙虚な姿勢が必要」と訴えた。
 また実際の体験活動に当たっては「朝食抜きで途中で倒れる子どももいた。双方向のコミュニケーションが求められる」など細心の注意を払う必要性を説いた。さらに「体験学習が増え、最近は教育活動も経済活動として成り立っている。大浦や東村慶佐次、金武町などのマングローブは重要な資源と考えてほしい」と自然の大切さも訴えた。
 講座は文部科学省の委託で実施された。受講者は国立青少年教育推進機構に自然体験活動指導者として登録され、各地で体験活動を進める。



琉球新報