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温か民泊 人気上昇 伊江島、本年度5万7000人予定

民泊を終え“伊江島の両親”に手を振る生徒たち=3日、伊江港

 【伊江】秋の修学旅行シーズンを迎え、伊江村は9月から連日多くの修学旅行生でにぎわいを見せている。中でも県外の中学、高校を対象とした民家体験泊(民泊)は、好調に推移している。2012年度は、民泊事業を実施している伊江島観光協会(仲宗根清夫会長)とタマレンタ企画(玉城堅徳代表)で合計311校、約5万7千人の民泊が見込まれている。

 内訳は、同協会が150校、約2万6千人。同社が161校、約3万1千人。受け入れ民家は同協会が160軒、同社が120軒登録している。
 島内で食材の購入など経済効果を生み出し、受け入れ民家と生徒の交流や、伊江島の全国的な認知度向上など活性化につながっている。
 伊江港は入村、離村する生徒で毎日あふれ返っている。ほとんどの学校が1泊2日の日程で“伊江島の両親”と家業体験や食事を共にして楽しいひとときを過ごす。
 短い時間で交流を深め、離村時には涙を流して互いに抱き合い、握手を交わす光景が見られる。
 最近では民泊を体験した生徒やその家族が手紙を送り、数年後にリピーターとして“島の両親”を訪ねることもある。一度つながった絆は途切れることなく続いている。
(金城幸人通信員)



琉球新報