政治

オスプレイ2機、夜間飛行 騒音防止協定破る

夜間飛行を終え、米軍普天間飛行場に着陸するオスプレイ=30日午後10時24分(渡慶次哲三撮影)

 在沖米海兵隊は30日、米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイ2機の夜間飛行訓練を実施した。2機は日米両政府が合意している騒音防止協定で飛行が制限されている午後10時以降に同飛行場に帰還した。

沖縄配備から約1カ月で米軍が協定をほごにしたことに県内で反発が強まっている。
 海兵隊は普天間飛行場でのオスプレイ運用に関し、午後10時から午前7時の深夜~早朝の時間帯の飛行を従来より増やす方針を示しており、今後、同時間帯の運用が繰り返される見通し。
 オスプレイ2機は午後7時17分と22分に1機ずつが普天間飛行場を相次いで離陸した。同8時20分ごろから名護市久志のキャンプ・シュワブ上空で少なくとも20分間、旋回などを繰り返すのが確認された。また、伊江島補助飛行場に2機が飛来し、同10時ごろまで着陸帯で離着陸や旋回飛行を繰り返すのが確認された。北部訓練場でも夜間飛行が確認された。1機が同10時17分、別の1機が同24分に普天間飛行場に着陸した。
 同飛行場の騒音防止協定は午後10時~午前6時の飛行や地上での活動は「米国の運用上の所要のために必要と考えられるものに制限される」としている。オスプレイ運用に関する安全確保策などの日米合意でも騒音防止協定を順守することが明記されている。
 在沖米海兵隊は30日、普天間飛行場から延べ6機の飛行訓練を実施した。名護市のキャンプ・シュワブで放水訓練をする際、バケツをつり下げたまま県道71号を横断した。29日から夜間訓練が激化しており、県と宜野湾市によると、29日には普天間飛行場滑走路の南端に隣接する宜野湾市上大謝名公民館で、午後7時59分に89・7デシベルの騒音を記録した。

英文へ→U.S. Marines conduct Osprey night flying training in violation of noise-prevention agreement