維新、県全区に擁立 衆院選に向け


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 12月16日投開票の衆院選に向け、日本維新の会は26日、県庁で記者会見し、県内全4選挙区の立候補予定者を発表した。

(1)経済・財政(2)社会保障(3)国家のシステム(4)エネルギー供給体制―の4分野を「賢く強くする」ことを政策基本に掲げ、選挙戦に臨む。
 沖縄の基地問題の最大懸案である米軍普天間飛行場返還・移設問題について、九州沖縄選挙区担当の金城克典大阪府議は「最優先は普天間の閉鎖だ。辺野古移設をいったん進め、その後速やかに県外、国外を目指す」とした。
 維新の会は、民主党県連が2区での擁立を検討していた安田邦弘氏(67)=会社役員=を1区で擁立する。2区は農業生産法人や焼肉店を経営する金城利憲氏(57)、3区で社会福祉法人理事長・保育園長の大城俊男氏(45)、4区で元医療機器メーカー勤務の魚森豪太郎氏(34)を擁立する。