自民・石破系が「連絡会」初会合 37人参加、囲い込み警戒も


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 自民党の石破茂幹事長周辺が呼び掛け人となった「無派閥連絡会」が31日、都内のホテルで初会合を開き、衆参両院から議員37人が参加した。無派閥議員の情報交換が目的としているが、党内からは「石破派結成に向けた囲い込み」と警戒する声も上がっている。石破氏は批判を避けるため出席しなかった。
 参加者のほとんどは昨年9月の党総裁選で石破氏を支援した議員や、昨年12月の衆院選で石破氏が応援に入った新人議員。派閥と同様に毎週木曜の昼に定例会合を開く。石破氏が主宰する派閥横断の勉強会「さわらび会」の別動隊との側面もありそうだ。
(共同通信)