「成長に近道なし」 阪神が野球教室


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西岡剛選手から打撃を教わる子どもたち=3日、宜野座村野球場

 【宜野座】宜野座村野球場でキャンプ中の阪神タイガースが3日、同球場で野球教室を開いた。村内の四つの少年野球チームと宜野座中学校から110人の子どもたちが参加。

憧れのプロ野球選手から地道に努力する大切さを学んだ。
 米大リーグから昨年11月に移籍した西岡剛選手は、バッティングを指導した。「遊ぶ時間の半分以上を練習に打ち込めば、もしプロになれなくてもその努力は無駄にならない」と強調。「もっと練習して汚い手になって」と呼び掛けた。
 和田豊監督は「成長に近道はない」とした上で(1)あいさつをする(2)目標を持つ(3)感謝の気持ちを忘れない―の三つを心掛けるよう伝えた。
 松田クラブの高島裕弥君(松田小5年)は「めったにない機会で楽しかった」と話した。宜野座中1年の當眞基生(きずき)君は「習ったことを試合に生かして、沖縄一を目指したい」と意気込んだ。