【アメリカ】NY観光博に沖縄色 「貫花」「四つ竹」披露、民謡も好評


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観光博覧会場で沖縄舞踊・民謡を披露する順子フィッシャーさん=1月19日、ニューヨーク州マンハッタン市

 ニューヨーク・タイムズ社が主催する第10回トラベル・ショー(観光博覧会)が1月18日から3日間、米マンハッタン市で開催された。広い会場には色鮮やかな世界中の国のブースや舞台を設置。それぞれの伝統芸能などが披露され、ニューヨークに世界万博が来たかのような雰囲気だった。

 ブースは、南米、北米、アフリカ、カリビアン、ヨーロッパなどの国が主。アジアの国にも特別ステージが設置され、インドネシアやインドの舞踊が盛んに披露された。
 日本側からは、ニューヨーク仏教会所属の僧太鼓による日本太鼓と、宮城流能松会・順子フィッシャーさんの琉球舞踊があり、1月19日にアジアの舞台で「貫花」を披露した。沖縄ブースでは、「四つ竹」などを披露、沖縄民謡もあり、好評を博した。
 沖縄ブース担当として、沖縄観光コンベンションビューロー海外事業部担当の宮里顕光さんがニューヨーク入り。日本ブース出展に関する担当は、日本旅行グループ(本社・東京)だった。
 順子さんは「いろいろなメディアの方からインタビューを受けた。全体的に、日本のブースでは、私だけの演技だったので、とても重宝がられ、お客さまにも沖縄を紹介でき、喜んでもらった」と印象を語った。(当銘貞夫通信員)