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「ミーミンメー」豊年、繁栄願う ミルクが道ジュネー

 【南城】南城市大里字古堅区(上原良三区長)に約200年伝わる豊年祭「ミーミンメー」が旧暦4月1日にあたる10日、同区で行われ、区の繁栄などを願い、区内を道ジュネーした。道ジュネーの途中で、三線の音色に合わせ「ミーミンメー、シーヤープー」と歌いながら、かわいらしい踊りを披露する子どもたちに、訪れた区民から温かい拍手が送られた。

 午後5時ごろ、古堅集落の本家・照屋家を皮切りに、厄払いの意味が込められたなぎなたの形をした旗頭を先頭に、ミルク(弥勒)、老爺、老婆とともに、子どもや区民がアシビナー(遊び庭)など区内4カ所を道ジュネーした。
 各所で踊りや棒術を奉納し、道ジュネーの最後に訪れた「アシビモー(遊び毛)」では、踊り、棒術後にミルクや上原区長がカチャーシーを踊って締めくくった。
 色鮮やかなちゃんちゃんこに身を包んだ保育園児から小学校低学年の子どもたちは、ジンナーク(五円玉付き棒)を両手に持ち、「ミーミンメー」を歌い、踊った。小学校高学年の男の子は「ユンタンザ」、女の子は「スーリーアガリ」などの踊りを披露した。
 上原瑠愛さん(9)は「1カ月前から毎日練習していた。緊張しなかったし、楽しかった」と笑顔を見せた。上原区長は「子どもからお年寄りまで集まり、ことしも無事に終えられた。区はこれからも繁栄していくはずだ」と話した。

英文へ→Miminme festival held to pray for good crops


区内を道ジュネーするミルク(弥勒)ら区民=10日、南城市大里字古堅

かわいらしい踊りを披露する子どもたち=10日、南城市大里字古堅


琉球新報