社会

強制連行「私が証拠」 元「慰安婦」金さん、橋下氏に反論

記者会見で橋下徹大阪市長の発言に反論する金福童さん=18日、西原町の沖縄キリスト教学院大学

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長と24日に面談を予定している韓国人元「従軍慰安婦」の金福童(キムボクトン)さん(87)が18日、西原町の沖縄キリスト教学院大学シャローム会館で記者会見を開いた。橋下氏の「(旧日本軍「従軍慰安婦」は)軍を維持し、規律を保つために当時は必要だった」という発言について「本当に必要だと思うなら、自分の娘を送ることができるのか」と強く反発した。

 また、強制連行については「血のにじむ経験をした私が(強制連行の事実を)証言している。これ以上の証拠がどこにあるのか。私はここにいる」と反論した。
 一連の橋下氏の発言について「必要とだけ言って歴史の真実を明らかにせず、問題を解決しようとしないのは、人間のやることではない」と批判した。
 24日に予定されている橋下氏との面談には「以前にも会いに行ったが、会うことができなかった。今回会えるなら、過去の間違いに対して謝罪してもらい、公的に賠償するという言葉を受け取りたい」と述べた。
 金さんは18日に開かれた旧日本軍の慰安婦問題を考える「ハルモニとの交流集会」(同実行委員会、沖縄キリスト教平和研究所共催)で証言するために韓国から訪れた。
 同日、広島県福山市でも「従軍慰安婦」だった吉元玉(キルウォンオク)さん(84)が講演会に出席、橋下氏の発言を批判した。24日の面談も出席する。

英文へ→Former comfort woman rebuts Hashimoto’s remarks