防衛相グアム視察へ 移転計画の加速狙う


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 【東京】小野寺五典防衛相は28、29日に、在沖米海兵隊の移転予定地となっている米グアム島を訪問し、アンダーセン米空軍基地などを視察する方向で調整している。

基地内のインフラ整備状況を確認し、移転計画を加速させる狙い。
 防衛省の辰己昌良報道官は21日の記者会見で「グアムは沖縄の負担軽減と直結している。どういう状況にあるのか把握していくことは必要だ」と述べた。
 小野寺氏は、北朝鮮のミサイル警戒のため米空軍が青森県の三沢基地に配備を検討している最新鋭無人偵察機グローバルホークや、高性能の地上発射型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD)も視察する。