宜野湾で道路崩落 川の擁壁25メートルずれる


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大雨の影響でずれ落ちたとみられる道路=24日午後、宜野湾市真栄原

 【宜野湾】記録的な大雨となった23日、宜野湾市真栄原で、比屋良川の擁壁の石が崩れ、道路が約25メートルにわたってずれ落ちた。
 現場は道路を挟んで住宅が立ち並んでおり、周辺住民が不安の声を上げている。

 近くに住む60代男性によると、23日昼すぎ、道路がミシミシという音を立てて、ゆっくりとずれ落ちたという。
 同部分の路面は、ことし3月にひびが入っているのが見つかった。4月8日には擁壁の石とともに道路も数メートル崩れたため、住民が中部土木事務所や警察などに対策を求めていた。
 別の50代男性は「すぐそこに電柱も立っており、被害の拡大が不安だ。(路面のひびが見つかってから)2カ月近くたっており、早めに対応してほしい」と、行政の対応を求めた。