上位入賞「今後に生かす」 渡久地真理子、昂師吏功


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
上位入賞を果たし「今後に生かしていきたい」と語る渡久地真理子(右)、昂師吏功=琉球新報社

 東京で8月14~18日に開かれた2013年度全日本バレエ・コンクール(日本バレエ協会主催)で、3位に入賞したシニア(女性)部門の渡久地真理子(22)=南條喜久子バレエ研究所、ジュニアA(男子)の昂師吏功(たかし・りく)(16)=N・Sバレエアカデミー=が琉球新報社を訪れ「この経験を生かし、さらにいい踊りを見せられるようになりたい」などと語った。

 昨年も3位だった渡久地は「緊張で力を出し切れなかった昨年より落ち着いていた。創作は自分を出し切れたが、クラシックは元気が足りない部分があり悔しい」と語る。
 初出場で上位入賞した昂師は「ライバルも多く緊張したが、基本を忘れないよう心掛けた」。
 出場者はアドバイスシートで審査員からの講評も受けた。渡久地は「基本を大事にしつつ繊細な踊りも身に付け、今後につなげていきたい」と展望した。
 沖縄支部から3人が決勝に進出。チャコット奨学(ジュニアB部門の各支部最優秀者)に安村秀熙(13)=南条幸子バレエ研究所=が選ばれた。