【中国時報】LINEの使用 妊婦、子ども控えて 電磁波で健康障害も


社会
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 台湾電磁輻射公害防治協会は5日、携帯電話の無料通信アプリLINE使用による電磁波被ばく状況調査の結果を発表し、被ばく量が使用しない場合の5万から6万倍になるとして12歳以下の子どもや妊婦は使用を控えるよう呼び掛けた。

 同会理事長で脳神経外科医の林高章氏はLINEの普及により長時間の通話が増え、その結果、電磁波被ばく量が大幅に増加。全身倦怠(けんたい)、頭痛、耳鳴り、不眠、目まいなどの電磁波による健康障害が出る可能性が高くなっているとした。
 現在、台湾のLINE使用人口は約1500万人。頭部に機械を押し当てて行う通話による電磁波被ばくは脳に悪影響を及ぼすとして、同会は通話の際には2センチ以上離すことや、寝る際は枕元で充電しないことなども呼び掛けている。