【中国時報】クラス全員サボり 私大 学習意欲の低下顕著


社会
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 台湾の私立大学で10日、クラス全員が授業をサボり、教員が教室を間違えたかと思い、学校に問い合わせるという珍事が起こった。教師が無人の教室の画像をネットにアップしたことから、大学生の学習意欲の低下を問題視する声が広がっている。

 集団サボタージュが起きたのは、北西部にある南開大学。9日から新学期の授業が始まっていたが、10日午前10時から始まる英語の授業に、学生が1人も来なかった。
 教員は「この授業に来ていないということは午前中の全科目をサボっているとみられる」とネット上にコメントしている。
 これに対し大学側は「学生の自主性に任せている」とコメント。「サボっているからといって、怠惰な悪い学生とは限らない」と学生の出席状況には干渉しない立場を明らかにしている。