自民沖縄県連、普天間移設で党本部と再協議へ


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 自民党県連の照屋守之幹事長は14日に会見し、翁長政俊会長と座喜味一幸政調会長とともに18日上京し、普天間飛行場の移設問題で党本部の石破茂幹事長と会談することを明らかにした。13日に照屋幹事長が石破氏らと会談し、確認した。

 18日の協議結果を持ち帰り、県外移設方針に関する県連内の再協議を始める。再協議は県議会11月定例会が開会する27日ごろに開始し、定例会の会期中に断続的に行う。
 13日の会談で、石破幹事長から県外移設を掲げている県連に対し「辺野古推進について理解を得られるよう強く要請したい」との発言があったという。
 また照屋氏は県連が党本部に設置を求めている協議会について、基地問題のほか、尖閣諸島問題や漁業協定、また沖縄振興など多くの課題について「より連携の取れた政策の推進のために提起している」と説明。協議会の設置と普天間飛行場の移設に関する県連の再協議とは別問題であるとの認識を示した。