社会

県立図書館 新館向け資料充実 就職、医療関連を強化

築30年を迎えた県立図書館。新館建設とともに司書など専門職育成が課題となっている=那覇市寄宮

 県立図書館は2014年度の新規事業として、就職率向上のための資格取得や起業の参考になる資料の充実を目的とする「ビジネス支援充実事業」を展開する。

 予算額は2800万円。若年者の雇用環境が厳しい中で、資格取得などに関する資料を充実させ、就職に必要な資格や技術のスキルアップを支援する。企業の基本情報をまとめた企業要覧などもそろえ、希望職種の決定や、就職活動に役立ててもらいたい考え。
 県立図書館はこのほか、従来の資料購入費を「知の拠点パワーアップ事業」として拡充し、前年度の2500万円から5900万円に大幅に予算を増やした。
 那覇市泉崎のバスターミナル地区に移転し、18年度に開館予定の新館も見据え、医療や健康など専門性の高い資料も充実させる。医師や看護師など専門職の利用を想定しているほか、健康に対する社会的な関心の高まりを背景に、疾患に関する情報を一般の利用者にも広く提供できるよう、資料の収集を進める。