GWに小学生がマグロ


社会
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 今週はゴールデンウイークで各地からたくさんの釣果写真が送られてきた。

 5月4日、小学5年生の秋田海都君は、お父さんの真吾さんが所属するがまかつファングループのメンバーに交じって糸満パヤオへマグロ釣りに出掛けた。キビナゴを餌にフカセ釣りで2~3キロのマグロがポツポツしか釣れない状況の中、海都君のファーストヒットは、中型のマンビカー。

海面をジャンプして激しく抵抗する魚の引きに、グルクン竿を持つのもやっとだったが、お父さんやメンバーに励まされ、無事5.7キロのマンビカーを釣り上げた。

 ほっとしていたのもつかの間、午前10時、今までとは段違いに強い引きで、リールから道糸が引き出された。掛かった魚は下へ、下へと潜っていくマグロ特有の引き。海都君は竿を持つのもやっとだったが、お父さんに励まされ、必死に竿を持ち魚の引きに耐えた。15分の格闘の末、海面に浮いたのは11.18キロの立派なキハダマグロだった。大人顔負けの釣果で海都君には一生忘れられない思い出となった。

 釣船=与根漁港・りえ丸、(電話)090(3795)8449・大城船長。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5月4日、糸満パヤオで11.18キロのキハダマグロを釣った秋田海都君(小学5年)
4月28日、糸満海岸でシガヤーダコを餌に60センチ・3.4キロのタマンを釣った新城浩さん
4月27日、南部海岸で101センチ・15キロのロウニンアジを釣った宮城幸馬さんと、54センチ・2キロのタマンを釣った糸数豊さん
4月1日、石垣島玉取崎で68センチ・4.4キロのタマンを釣った下地圭一郎さん(チーム野蛮人)
4月29日、名護海岸で127センチ・29.4キロのロウニンアジを釣った花城貴之さん(南琉会)
5月4日、東村で38.5センチ・0.95キロほかカーエーを数釣りした玉城幸雄さん
4月29日、渡嘉敷島で106センチ・14.6キロのロウニンアジを釣った山城善成さん(笛吹き隊)
4月21日、那覇一文字で71センチ・4.6キロのタマンを釣った志喜屋孝光さん
4月27日、うるま市海岸で島エビを餌に62センチ・4.86キロのマクブを釣った又吉学さん
4月26日、読谷海岸で60センチ・2.59キロのタマンを釣った池原和人さん