今週はゴールデンウイークで各地からたくさんの釣果写真が送られてきた。
5月4日、小学5年生の秋田海都君は、お父さんの真吾さんが所属するがまかつファングループのメンバーに交じって糸満パヤオへマグロ釣りに出掛けた。キビナゴを餌にフカセ釣りで2~3キロのマグロがポツポツしか釣れない状況の中、海都君のファーストヒットは、中型のマンビカー。
海面をジャンプして激しく抵抗する魚の引きに、グルクン竿を持つのもやっとだったが、お父さんやメンバーに励まされ、無事5.7キロのマンビカーを釣り上げた。
ほっとしていたのもつかの間、午前10時、今までとは段違いに強い引きで、リールから道糸が引き出された。掛かった魚は下へ、下へと潜っていくマグロ特有の引き。海都君は竿を持つのもやっとだったが、お父さんに励まされ、必死に竿を持ち魚の引きに耐えた。15分の格闘の末、海面に浮いたのは11.18キロの立派なキハダマグロだった。大人顔負けの釣果で海都君には一生忘れられない思い出となった。
釣船=与根漁港・りえ丸、(電話)090(3795)8449・大城船長。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)