【中国時報】海外の市販薬、持ち込み制限 台湾政府


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 台湾政府は来年7月1日から、海外からの市販薬の持ち込みを制限すると発表した。

 事前の許可なく制限量以上を持ち込んだ場合、最高で10年以上の実刑となる。海外旅行のお土産として大量に購入することが少なくない市販薬。大きな影響が出そうだ。
 対象は風邪薬、胃腸薬、ビタミン剤、目薬、虫刺され用の塗布薬から使い捨てコンタクトレンズまでほぼ全ての市販薬。制限量は販売時の包装状態で、ビタミン剤なら1200錠まで、コンタクトレンズは6セットまでなど、種類ごとに細かく定められている。
 持ち込みができる薬も6種類までに制限。制限量を超えて持ち込む場合は、手荷物でも郵送による持ち込みでも、帰国の3日前までに申請書を郵送し、許可を得なければならない。