広島市で国内最大級の沖縄フェス 19日から、9日連続


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「沖縄フェスタ2014広島」のポスター

 沖縄観光をPRしようと、中国新聞社(広島市)は19~27日まで「沖縄フェスタ2014広島」を広島市の旧広島市民球場跡地で初めて開催する。

県産品の販売や観光情報の紹介のほか、県出身アーティスト47組が出演するライブも開催。9日間連続でイベントを展開する国内最大級の沖縄フェスタという。来場は10万人以上を目指す。同フェスタを企画・運営する沖縄フェスタ実行委員会は15年以降も毎年開催する方針で準備を進めている。
 「沖縄フェスタ2014広島」には、オリオンビール(浦添市)やマブイストーン(豊見城市)、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)など、県内外の約35企業・団体が出展する予定。沖縄料理屋台や物産販売、観光情報紹介、三線などの文化体験が行われる。
 県出身のジョニー宜野湾バンド、きいやま商店、D―51、ディアマンテスなど47組のアーティストによるライブに加え、琉神マブヤーショーも予定されている。参加は無料。
 同実行委員会の発起人で、広島市と県内で飲食業などを手掛けるディーエム(恩納村)の新垣大作社長は「沖縄観光をPRしようと以前からイベントを計画していた」と語り「実施期間が長いため、ファミリー層など多くの客層の参加が期待できる。イベントを通して沖縄観光の振興につなげていきたい」と意気込んだ。(呉俐君)