【東京】プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボール(宜野湾市、木村達郎社長)は9日、スポーツ関連会社のドーム(東京都、安田秀一社長)と10年間のパートナーシップ契約を締結した。
両社は包括的な業務提携を進め、沖縄に専用アリーナの設置も目指す。
キングスは、10月に開幕する2014~15季から、ドーム社が日本で展開するスポーツブランド「アンダーアーマー」のウエアやシューズなどの提供を受けるほか、「アンダーアーマー特別協賛試合」を実施し、テレビ中継枠の拡大も働き掛ける。ドーム社との契約は10年間で3~5億円を見込んでいる。
都内で記者会見を開いたドームの安田社長は都市の中心部に中核施設となるアリーナを設置することの重要性を述べた上で「スポーツ産業が活性化することで、地域の活性化を進めていきたい」などと述べた。
木村社長は、キングスの経済波及効果を現在の30億円から100億円台に引き上げる目標を語り「地域のシンボルとなる球団として、潜在的な可能性を発揮していきたい」と述べた。