政治

県知事選 翁長氏、9月8日表明 仲井真氏は来月7日

(左から)翁長雄志市長、仲井真弘多知事

 11月16日投開票の県知事選への態度表明が注目されている翁長雄志那覇市長(63)が、9月8日予定の市議会本会議で出馬の意向を表明することが23日、分かった。市議会の自民党新風会の代表質問に答える形で表明する方向だ。

複数の関係者が取材に答えた。一方、8月上旬の出馬表明に向けて既に準備している現職の仲井真弘多知事(74)の関係者は23日、仲井真氏の3選出馬表明を8月7日とする日程を決めた。翁長氏は9月末の市議会定例会終了後に市長を辞職する方向で、県知事選と那覇市長選が11月16日に同日投開票される公算が大きくなった。
 翁長氏に対しては6月、自民党新風会が出馬を要請したほか、呉屋守将金秀グループ会長や平良朝敬かりゆしグループ最高経営責任者ら経済界有志の団体が支持を表明している。
 これまで翁長氏は水面下で出馬の意向を周辺に伝えているが、要請などに対しては態度を明らかにしていなかった。関係者によると、9月2日開会予定の9月定例会で出馬の意向を明らかにし、定例会後に市長を辞職する方針だという。
 一方、自民党県連と仲井真氏の後援会は23日、実務者の会議を開き、8月7日に仲井真氏が3選出馬を発表する方針を決めた。会見には県連や後援会関係者のほか仲井真氏を支持する各経済団体代表や市町村長らも同席する予定だ。
 仲井真氏は表明後、速やかに自民党本部や首相官邸にも出馬を報告する。その後は9月の統一地方選の候補者応援と並行して、8月中に選挙母体となる「県民の会」発足、事務所開き、政策発表などを相次いで行い、準備を進める。
 自民県連は今月26日に仲井真氏擁立を正式決定し、同日中に出馬要請。推薦決定、選対事務所設置など県連側の準備も進める。表明の時期については仲井真氏が「旧盆(8月8~10日)前」を指示し、県連と後援会などが調整していた。
 公職選挙法によると、9月末に翁長氏が市長を辞職した場合、50日以内に市長選が行われるため、11月16日の知事選と同日投開票となる公算が大きい。
 知事選には政党そうぞう代表の下地幹郎元郵政民営化担当相(52)も出馬を検討しており、関係者によると7月末にも表明する方向で調整している。
英文へ→Three candidates to run in the gubernatorial election



琉球新報