市民ら抗議座り込み再開 シュワブ 警官隊ともみ合いも


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資材を載せたトラックの進入を阻止しようとし、警官隊ともみ合う市民ら=2日午前11時すぎ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ第1ゲート前

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた準備が進められている米軍キャンプ・シュワブの第1ゲート前では2日午前、台風12号の接近のため、座り込みを中止していた市民らが1日ぶりに監視行動を再開した。

 現在は陸上に引き揚げられている浮桟橋が設置されていたシュワブの沿岸部では、作業員が午前8時ごろ、海の状況を見ている様子が確認された。ただ、午後1時現在、波が高く海での作業は確認されていない。
 第1ゲート前では午前8時前から市民らが集結を始め、午後1時現在、最大で70人が抗議行動を行っている。
 市民は、資材などを載せたトラックが基地内に進入しようとするたび、前に立ちはだかって阻止行動をしている。
 さらに第1ゲート前で、歩道にはみ出すようにして設置された山型の突起がある鉄板と鉄柵の撤去を求め、抗議を行い、警官隊ともみ合いが繰り返されている。
【琉球新報電子版】