中学不登校3%超 13年度県内、小学生も増0・42%


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 2013年度の県内全中学校の生徒に占める「不登校」生徒の割合が1972年度の調査以降最高の3・04%となったことが、文部科学省の学校基本調査(5月1日現在)で分かった。県内で3%を超えたのは初めて。小学校は0・42%で00年度以来最高だった。

 病気や経済的な理由以外で計30日以上欠席した生徒を「不登校」とした。全国平均は小学校0・36%、中学校2・69%で、県内は小中学校とも全国平均を上回った。
 県内の不登校の児童生徒は小学校が416人で前年度比66人増加、中学校は1539人で同217人増加した。県教育庁義務教育課は「各教育事務所や市町村教育委員会と連携して、原因や対策などを分析している」としている。