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「宮古の自然、後世に」 野鳥の会、40周年迎え決意新た

40周年を祝い乾杯する関係者ら=宮古島市のホテルアトールエメラルド宮古島

 【宮古島】宮古野鳥の会(仲地邦博会長)の40周年記念式典がこのほど、宮古島市内のホテルで開かれた。会員や国、県、市の環境行政関係者ら約50人が出席。「宮古島の素晴らしい自然を後世に引き継いでいこう」と声を上げ、会の発展に向け決意を新たにした。

 仲地会長は「野鳥の会は40周年を迎え、不惑の年齢になった。これからも設立目的である誰もが自然に親しむ活動、愛鳥思想の普及、鳥類の保護繁殖、郷土の自然環境保全を迷うことなく完遂したい」とあいさつ。
 長濱政治副市長は与那覇湾が2012年にラムサール条約登録湿地となったことに触れ、「与那覇湾の淡水湖化計画を野鳥の会などが阻止したことが大きい」と評価した上で「いい形で市民や観光客に見てもらえるよう、一生懸命整備していきたい」と語った。
 また会の発展に貢献した歴代役員ら5人に感謝状を贈呈。受賞者を代表し第2代会長の久貝勝盛さん(現顧問)は「地球規模で見ると生命を維持するサイクルが崩れ始めている。地球規模で考え、地元から行動する。会の活動を側面から支えたい」と話した。
 同会は1974年、久貝さんや当時琉球新報宮古支局長だった池間幸男さんらが設立した。