覚えてます? 20年前の国際通り 変遷たどる写真展開催


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国際通りの移り変わりを示す企画展に見入る家族=11日、那覇市歴史博物館

 20年前の国際通り、覚えていますか―。那覇市中心市街地の象徴、国際通りの変遷を振り返る企画展「あの頃の国際通り」が那覇市のパレットくもじ4階の那覇市歴史博物館で開催されている。

1994年と2002年、そして14年現在の国際通りの写真が展示されており、街並みの移り変わり、変わらず残る風景などを比較して見ることができる。9月3日まで。
 企画展は国際通りを含む県道39号の1934年開通から80周年を迎えたのを記念して開かれている。写真家の金城棟永さんが過去に撮影した国際通りの写真を那覇市歴史博物館に提供したことで実現した。写真や資料など229点が展示されている。
 国映館やブンリンドースポーツショップなど、訪ねた人が懐かしさを覚えるような建物の写真も多く展示されている。
 前身「大越」時代の中元カタログなど、希少な資料をそろえた「三越」の紹介コーナーも設けられている。
 担当する同館の入宇部華恵学芸員は「国際通りの今昔を見比べられるような企画展なので、ぜひ多くの人に見に来てもらいたい」と語った。
 午前10時~午後7時、観覧料は一般300円、高校生、大学生は200円、小・中学生は100円。木曜休館。問い合わせは市歴史博物館(電話)098(869)5266。