久米島「畳石」 国指定記念物に


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久米島町奥武島の畳石(久米島町観光協会提供)

 【久米島】久米島町(大田治雄町長)は15日、同町奥武島の畳石=が7月29日付で、国天然記念物に指定されたと発表した。大田町長は「大切に保護し、活用を図りたい」と指定を喜んだ。

 亀の甲羅に似た、直径約1メートル~1・5メートルの岩が海岸に千個以上広がる。同町によると、畳石は約600万年前に安山岩のマグマが海低近くの地下で冷えて固まってできたものと考えられている。
 1967年4月に琉球政府によって天然記念物に指定され、72年5月に県指定天然記念物に指定された。