ボリビア沖縄県系 2団体たたえる 琉球新報社


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枝川健治琉球新報社常務(中央)から特別表彰を受ける中村侑史オキナワ日本ボリビア協会長(右)と知念良信ボリビア沖縄県人会長=17日(日本時間18日)、ボリビアのオキナワ移住地第一地域体育館

 【ボリビア=梅田正覚】琉球新報社(富田詢一社長)は17日(日本時間18日)、オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)とボリビア沖縄県人会(知念良信会長)を特別表彰した。

両団体が県系人の心のよりどころとしてウチナーンチュ社会の発展と母県沖縄との交流に多年にわたって寄与したことを評価した。同日のボリビアのオキナワ移住地で開催された「コロニア・オキナワ入植60周年記念式典」後の祝賀会で表彰状が手渡された。
 中村会長は「入植60年式典の開催で、沖縄からの関心が高くなり、予想以上に多くの人が式典に参加してくれた。感謝状を頂き、こちらも感謝している」と話した。知念会長は「このような光栄な賞を頂いて感謝している」と語った。表彰状を手渡した枝川健治常務は「60年前の苦難の開拓から始まるボリビアの県系人の奮闘ぶりがよみがえり、あらためてその奮闘に深く敬意を表する」と述べた。