辺野古基地建設に市民が抗議 海上とシュワブ・ゲート前


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 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市の新基地建設をめぐり、基地建設に抗議する市民らは3日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前と海上で抗議の声を上げた。

 午前8時前には市民の船4隻が海上に出て抗議した。辺野古沖では沖縄防衛局の作業船に乗るダイバーの姿が3日連続で確認された。ゲート前に集まった約70人は「埋め立てやめろ」「スパット台船帰れ」「海を守るぞ」と抗議の声を上げた。
 与那国島出身の野嵩樹さん(44)は、三線を持って集会に参加した。自衛隊の配備計画が進む与那国島を思い、八重山の民謡を歌って抗議の意志を示した。
 午後には那覇市の翁長雄志市長がゲート前を訪れる予定。【琉球新報電子版】