24市町村議選、きょう投開票 大宜味は村長選も


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候補者の当選に向けてガンバロー三唱で打ち上げ式を締めくくる支持者ら=6日午後7時29分、本島中部(画像は一部処理しています)

 2014年県内統一地方選は7日、5市6町13村の計24市町村で議会議員選挙の投票が行われる。大宜味村長選も実施される。8日開票の竹富町を除き、即日開票される。

24市町村の総定数349に対して計422人が立候補する少数激戦となり、候補者は経済活性化や子育て支援、高齢者福祉など地域が抱える課題についての政策などを訴えてきた。全ての議席が確定するのは8日午前1時から2時ごろと見られる。
 統一地方選は各党が11月16日の県知事選の前哨戦と位置付け、各地で熱い選挙戦が繰り広げられた。6日夜は各候補者が打ち上げ式で有権者へ最後の訴えを行い、市議選は7日間、町村議選は5日間の選挙戦を締めくくった。
 米軍普天間飛行場の返還・移設問題の行方に影響を及ぼす名護市議選は、新基地建設への賛否が最大の争点となった。辺野古移設作業の今後の進展をめぐり与野党の獲得議席数が焦点で、全国的な注目を集めている。開票は7日午後9時から名護市民会館で行われ、同11時すぎには大勢が判明する見通し。
 大半の市町村では午後8時に投票が終わり、同9時から開票作業が始まる。国頭村は午後6時に、座間味村、北大東村、与那国町は午後7時に投票を終了する。
 立候補者422人の内訳は、現職が278人と全体の3分の2を占め、新人129人、前職8人、元職7人と続いている。性別では男性が380人に対して女性は42人で、ほぼ9対1の割合となっている。
 年代別では、60代が170人(40・3%)と最も多く、50代の139人と合わせると候補者全体の7割強を占めている。20代は男性新人3人が挑んでいる。
(統一地方選取材班)