宿泊施設最多1441軒 大規模、民宿増える


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県内宿泊施設の軒数、客室数、収容人員

 県は6日までに、2013年の県内宿泊施設実態調査結果をまとめた。宿泊施設数は前年比2・1%増の1441軒、客室数がほぼ横ばいの3万8905室、収容人数が1・1%増の10万111人となった。

軒数、客室数、収容人数は00年以降右肩上がりで、いずれも過去最高となった。内訳はホテル(旅館含む)が3・8%減の350軒だったが、ペンションやゲストハウスを含む「民宿」が4・5%増の1055軒と増えた。
 収容人員300人以上の大規模ホテル(旅館含む)は2・6%増の78軒、100~299人の中規模ホテルが5・9%減111軒、100人未満の5・3%減の161軒、さらに団体経営施設・ユースホステルも2・7%減の36軒―となった。
 市町村別の宿泊施設は石垣市が195軒で最多、収容人員では大規模施設が多い那覇市が2万8080人で最も多かった。
 同調査は、県内各市町村が提供した13年12月31日現在の宿泊施設の客室数や収容人員などのデータを集計した。ただし、風俗営業法の施設は除外した。