【中国時報】「台湾よ永に幸なれ」 植民地時代の石碑が話題


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 「六肆零」というブログを運営している劉士銘さんはこのほど、台北市の北投地区でかつて発掘され2年前に失われたと伝わる石碑の写真を公開した。日本語の「台湾よ永に幸なれ」という碑文が話題を呼び、2万件を超える称賛の「讃(いいね!)」が集まっている。

 石碑は北投に住む挿絵画家の楊〓さんが10年前、文物調査の際に偶然発見したもの。日本植民地時代初期に造られた宗教施設跡であるため、日本時代のものと思われるが、日本語が間違っていることもあり、日本人が造ったものであるかは分かっていない。
 台湾国内ではことし、学生による国会占拠騒動、澎湖島での航空機墜落事故、高雄での大規模な爆発事故とご難続き。こんな時に現れた台湾の平穏を祈る碑文が「感動的だ」と称賛されている。

※注:〓は火ヘンに「華」