県知事選、翁長氏が出馬表明 「期待に応えたい」


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 翁長雄志那覇市長(63)は10日午前、市議会9月定例会で「沖縄の未来を開くために私に期待する声があるなら、その声に応えることこそが政治家としての集大成という結論を出し、覚悟を固めた。本日、知事選出馬を決意する」と述べ、11月16日投開票の県知事選への出馬を正式に表明した。

 知事選には現職の仲井真弘多氏(75)と、元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)が既に立候補を表明している。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する姿勢が異なる3人の表明が出そろい、移設問題が最大の争点となる知事選の構図が確定した。【琉球新報電子版】