米軍FA18が2機墜落 西太平洋、飛行中に衝突か


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 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米海軍によると12日夕、米カリフォルニア州を拠点とする米海軍所属のFA18ホーネット戦闘攻撃機2機が、西太平洋で墜落した。事故機は空母カールヴィンソンに艦載され8月にカリフォルニア州サンディエゴを出発し、今月9日から神奈川県横須賀を拠点とする米海軍第7艦隊(西太平洋・インド洋担当)の管内に入っていた。

週明けにはグアム沖での訓練に参加する計画だった。
 米海軍は事故原因は「調査中」として公表していないが、米主要メディアによると、墜落した2機は飛行中に衝突した可能性が高いとみられている。
 操縦士2人のうち1人は救助され、手当てを受けているが、残る1人は行方不明で、捜索が続いている。
 FA18はことしに入り、1月に米南東部バージニア州の大西洋沖、3月に米ネバダ州の山岳地帯、6月に米カリフォルニア州サンディエゴ沖にそれぞれ墜落している。普天間飛行場や嘉手納飛行場にも外来機としてたびたび飛来している。