那覇市長選 自民県連は翁長、西銘氏ら5人軸


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 自民党県連は16日、沖縄1区支部を中心に那覇市長選の候補者選考委員会(委員長・国場幸之助衆院議員)を設置し、翁長政俊県連副会長(65)、西銘順志郎元参院議員(64)、高良倉吉副知事(66)、与世田兼稔元副知事(64)、安里政晃沖縄偕生園理事長(46)らを軸に選考する方針を決めた。

本人の意向や県連職域支部の意見を踏まえ、今月中に候補者を決定する。自公体制の構築が可能かどうか、知事選との相乗効果が図れるか、当選可能性などの選考基準のほか、原則、全会一致で決める方針なども確認した。
 国場氏は公明党の意向を尊重する考えを示しつつ「まずは主体性を大事にすべきだという意見も強く出ていたので、私たちで選考を進めたい」と説明した。
 県連は公明党県本側に選考委員会に入るよう打診したが、公明は辞退し、自民党の選考を待って協議に応じる意向を示している。