県内リゾ婚 「リゾート気分楽しめる」66% 「連携不足」指摘も


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沖縄での挙式決定要因

 沖縄総合事務局は18日、初の「沖縄リゾートウエディングに関する調査」の結果を発表した。県内で挙式する理由は「リゾート気分が楽しめる」が65・8%と最も多く、「海が見えるところで挙式できる」(52・2%)、「挙式後の観光(新婚旅行)が楽しめる」(44・9%)と続いた。

 満足度で見ると、61・1%が「とても満足」、33・3%が「やや満足」と回答した。一方、「現地の式場と本土の代理店との連携不足」「空港からの移動が不満に感じた」などの意見もあった。
 県外在住で沖縄でリゾートウエディング(リゾ婚)を挙げたことのある男女412人を対象に、6月27~28日の間、ウェブでアンケート調査を実施した。
 沖縄のリゾ婚は、県が統計を取り始めた1999年の200組から、13年には54・6倍の1万921組に拡大した。しかし、国内で北海道や軽井沢、国外はハワイやグアムと競合しているため、今後競争の激化が予想されている。
 沖縄総合事務局は、対応策としてリゾ婚だけではく、銀婚式や金婚式など節目での観光を狙い「お客様との関係性の構築を図ることが、沖縄観光の永続的な発展につながる」と提案している。
英文へ→Resort wedding survey: 65.8 % of people married in Okinawa say they chose the island because they “enjoy the resort feeling”