しまくとぅば、啓発普及を 県民大会に610人参加


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しまくとぅばオリジナルソング「しまくとぅばで遊ぼうよ」に合わせて踊る児童ら=20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟

 【宜野湾】「第2回しまくとぅば県民大会~しまくとぅばでつなぐウチナーの肝心~」が20日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟で開かれた。大人から子どもまで約610人(主催者発表)が参加し、しまくとぅばを用いたウチナー芝居やお笑いコントなどを楽しみながら、普及啓発活動に取り組むことを確認した。

 「ぐすーよー、ちゅーうがなびら。くりから、しまくとぅば県民大会、はじみやびーん」。大山幼稚園の金城史侑ちゃん(6)、上間うたちゃん(6)、與那覇政太ちゃん(5)、宮平琉花ちゃん(6)が元気よく開会宣言を読み上げると会場は大きな拍手に包まれた。
 大会では那覇文化協会によるウチナー芝居「盗人やまー」などが披露された。
 仲井真弘多知事(高良倉吉副知事代読)は「県民にとって大切なしまくとぅばを普及継承するために、県民みんなの力で取り組んでいこう」とのメッセージを寄せた。
英文へ→610 people take part in a prefectural convention for promoting Shimakutuba