初心者も楽しめる太刀魚


社会
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 宜野湾でルアー専門店を経営している儀保順一さんは毎年秋になると太刀魚釣りを楽しんでいる。10月3日も仕事が終わって午後10時から、嘉手納海岸で竿を出した。

 街灯の周辺を扇状にルアーを投げて、ポイントを探っていると5分ほどでガツガツと太刀魚のアタリ。ライトタックルで引きを楽しみながらリールを巻くと、暗闇の中に細長い銀色の魚体。80センチほどの太刀魚が釣れると、その後は連続ヒットで約40分で6尾の太刀魚が釣れた。

 儀保さんに太刀魚のルアー釣りのコツを聞くと(1)潮は下げ潮を狙うこと(2)ルアーは幅広く棚を探れるバイブレーションがお勧めで、初心者にはワーム仕掛けで狙うと釣りやすいとのこと(3)注意点として歯が鋭いので、滑らないようにタオル等でエラ付近をつかみ、ペンチを使って針を外すこと―と話してくれた。

 初心者からベテランまで楽しめる太刀魚釣り、これから冬場に向かってメーターオーバーも狙える。ルアーショップボギー(電話)098(927)7008。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

10月3日、嘉手納海岸で80センチ前後太刀魚を釣った儀保順一さん
9月15日、宜野湾マリーナで31センチ・0.58キロほか3尾のカーエーを釣った伊波由貴さん
9月21日、石垣島東海岸で70センチ・4キロのタマンを釣った慶田盛匠さん(左)と66センチ・4キロのムネアカクチビを釣った西表孫之さん(ターマン会)
9月28日、読谷海岸で41.9センチ・1.53キロほか5尾のカーエーを釣った亀川貴央さん
9月18日、残波岬で123センチ・9キロのマンビカーを釣った太田貴士さん
9月30日、那覇で43センチ・1.46キロのカーエーを釣った比嘉一歩さん
9月28日、西崎で39センチ・1.02キロのカーエーを釣った増田信也さん
9月28日、浜川漁港で47.5センチ・1.7キロのチヌを釣った兼本芳邦さん
9月25日、知念沖で62キロのキハダマグロを釣った知念克治さん(チームオーパ)