宜野湾でルアー専門店を経営している儀保順一さんは毎年秋になると太刀魚釣りを楽しんでいる。10月3日も仕事が終わって午後10時から、嘉手納海岸で竿を出した。
街灯の周辺を扇状にルアーを投げて、ポイントを探っていると5分ほどでガツガツと太刀魚のアタリ。ライトタックルで引きを楽しみながらリールを巻くと、暗闇の中に細長い銀色の魚体。80センチほどの太刀魚が釣れると、その後は連続ヒットで約40分で6尾の太刀魚が釣れた。
儀保さんに太刀魚のルアー釣りのコツを聞くと(1)潮は下げ潮を狙うこと(2)ルアーは幅広く棚を探れるバイブレーションがお勧めで、初心者にはワーム仕掛けで狙うと釣りやすいとのこと(3)注意点として歯が鋭いので、滑らないようにタオル等でエラ付近をつかみ、ペンチを使って針を外すこと―と話してくれた。
初心者からベテランまで楽しめる太刀魚釣り、これから冬場に向かってメーターオーバーも狙える。ルアーショップボギー(電話)098(927)7008。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)