波荒く作業確認できず 千葉有志からカヌー届く


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 【辺野古問題取材班】名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前には8日、辺野古への新基地建設に反対する市民ら約50人が駆け付け、さまざまな抗議行動を展開した。

台風19号の影響などで波が荒く、沖縄防衛局の作業船や警戒船、海上保安庁の船の姿は確認されなかった。
 太平洋戦争下、炭鉱労働などで命を落とした人々の遺骨収集に北海道で取り組む「東アジア共同ワークショップ」のメンバーら10人がゲート前を訪れた。代表の殿平真さん(37)は「中国や韓国など東アジア全域の若者が(沖縄の基地問題を)自分たちの課題と捉えるように取り組んでいきたい」と語った。
 千葉県の有志でつくる「辺野古へカヌーを贈る会」がカヌー隊に贈った軽トラック1台とカヌー3艇が辺野古に届いた。今後、ワゴン車1台とカヌー1艇が順次、届けられる。